新潟県内で10月11日未明から早朝にかけ、オーロラが観測された。新潟市や聖籠町などで、うっすらと赤くなった空の写真を市民らが撮影した。太陽表面の爆発「太陽フレア」に伴って地球の磁場が乱れる磁気嵐の影響とみられる。県内では5月11日に35年ぶりのオーロラが観測されており、2024年に2回目となった。

新潟市西蒲区の角田岬灯台では、江南区の会社員上田孔希さん(35)が撮影に成功。灯台の奥に赤く染まった星空が確認できた。「肉眼でも空が赤く見えた気がする。角田岬灯台はよく撮影に来るが、普段と全く違う写真を撮れて感動した」と話した。
聖籠町次第浜で撮影した新潟市南区の男性(42)は「午前2時ごろから写り始め、4時ごろには...
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