権現荘の今後の方針について説明したアッサンの髙橋和子代表理事(右)=10月7日、糸魚川市能生事務所
権現荘の今後の方針について説明したアッサンの髙橋和子代表理事(右)=10月7日、糸魚川市能生事務所

 新潟県糸魚川市は10月7日、温泉施設「柵口(ませぐち)温泉権現荘」の今後の運営に関する説明会を糸魚川市能生事務所で開いた。譲渡先である一般社団法人「アッサン」(北海道厚沢部(あっさぶ)町)の髙橋和子・代表理事が出席し「地元の山菜を生かしたブランド作りなどに力を注ぎ、5年後には現状の1・5倍の売り上げを目標としたい」と述べた。

 糸魚川市は2024年8月にアッサンと譲渡の仮契約を結んだ。今後は順次改修を実施。24年内に仮オープンし、25年4月から本格営業を予定している。

 説明会で髙橋氏は「食遊(しょくゆう)温泉 権現荘」というコンセプトを打ち出すと表明。「山菜詰め合わせBOX」や地元食材の特製弁...

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