どら焼き「大乗寺さん」の「カボチャ」(左)と「キャラメルバタークリーム」
どら焼き「大乗寺さん」の「カボチャ」(左)と「キャラメルバタークリーム」

 新潟県上越市吉川区の大乗寺町内会が、上杉謙信ゆかりの高僧にちなんだどら焼き「大乗寺さん」を開発した。地元食材を使用した「カボチャ」と「キャラメルバタークリーム」の2種類。製造した吉川区の小浜屋菓子店と道の駅よしかわ杜氏の郷で22日から販売する。市の地域独自の予算を使った取り組みで、どら焼き販売を通じて吉川区大乗寺の歴史と魅力をPRする。

 「大乗寺さん」とは、謙信と同時代に生きた高僧、大乗寺長海、賢明、良海の3人を指す。いずれも上杉謙信と深いつながりがあったとされ、初代の長海は川中島合戦に同行し、3代目の良海は謙信の葬儀を取り仕切ったといわれている。

 「カボチャ」は吉川区大乗寺産のカボチャの餡...

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