
地元の能舞台で練習の成果を披露する両津吉井小の児童=佐渡市潟端
総合学習で能を学んでいる新潟県佐渡市両津吉井小(佐渡市秋津)の5、6年生が、地元にある県指定文化財の佐渡諏訪神社能舞台(潟端)で能楽発表会を開いた。保護者らを前に、緊張しつつも練習の成果を披露した。
両津吉井小では郷土学習の一環で、佐渡能楽連盟会長で宝生流師範の齋藤美千枝さん(74)を講師に招き、2016年度から活動している。今回は5月から週2回のペースで練習に励んできた。
10月10日の発表会では、17人が3班に分かれ、「羽衣」「猩々(しょうじょう)」「鶴亀」の演目の一部の仕舞(しまい)を披露した。地謡(うたい)役の声に合わせ、...
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