
自身の句が特選に選ばれた、小針中3年生の江森慈和さん=新潟市中央区一番堀通町
新潟市内の中学生から俳句を募る「新潟市ジュニア俳句大会」の2024年度の受賞者が決まった。最高賞の特選には、新潟市西区の小針中学校3年の江森慈和さん(15)の「かくれんぼ蟬(せみ)の抜け殻見つけたり」が選ばれた。
俳句を通じて豊かな表現力や感性を育んでもらおうと、新潟万代ライオンズクラブが主催し17回目。今回は2280句の応募があった。江森さんの俳句は小学生の頃の体験を詠んだもので、着想のみずみずしさなどが評価された。
9月中旬に中央区の県民会館で行われた表彰式には、入選した生徒らが出席。特選に選ばれた江森さんは、「心に思い浮かんだ情景をうまく言葉にできてよかった」と話した。
特選以外の主な...
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