
牛の餌やり体験をするなど牛乳ができる課程を学んだ子どもたち=柏崎市東長鳥
新潟県柏崎市の北条小学校の5年生11人が、地元の産業について理解を深めようと、江部牧場(柏崎市東長鳥)を見学し、牛乳ができるまでを学んだ。児童たちは牛乳を使ったバター作りも体験し、牛の愛らしさや飼育する大変さを体感していた。
牧場見学は社会科と総合の授業の一環。本来は水産業の単元だが、北条ならではの産業を学んで地域に愛着を持ってもらおうと、畜産業を取り上げたという。
見学は9月25日に行われ、搾乳する機械を見学したり、餌やりやバター作りを体験したりした。最初は牛を怖がっていた児童も「かわいい」「たくさん食べて」と触れ合いを楽しんだ。バター作りでは、ペットボトルに入れた牛乳を10分以上激しく振...
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