
衆院選候補者が県内で行った街頭演説に詰めかけた聴衆
10月27日投開票の衆議院選挙(衆院選)を巡り、新潟県内の宗教団体の支持動向に注目が集まっている。安倍晋三元首相が銃撃されたことを発端に、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党との「蜜月」関係が露呈。高額献金などが社会問題化した旧統一教会はこれまでも国政選挙で、各政党や個別候補の選挙活動を支援してきた。立正佼成会、創価学会を含め、今衆院選での県内宗教団体の動きを探った。
▽旧統一教会・選挙区、比例も自主投票
「かれこれ自民党とうちの友好関係は55年。私ももう二十数年間の付き合い」。県内の旧統一教会関連団体の関係者はこれまで、自民の...
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