
がんばり行軍で一斉にスタートする直江津中の生徒たち=10月23日、上越市の郷津海岸
新潟県上越市の直江津中学校の伝統行事「がんばり行軍」が10月23日に行われ、市内から糸魚川市にかけて全校生徒約330人が参加した。長い道のりを走ったり歩いたりしてゴールし、達成感を味わった。
体力と精神力を養おうと1947年に始まり、78回目。例年5月に行われ、久比岐自転車道を主なコースとしているが、能登半島地震により一部で土砂の崩落があり、開催を遅らせた。
生徒たちは、糸魚川市筒石で折り返す42キロか、上越市名立区で折り返す32キロのいずれかのコースを選び、上越市の郷津海岸を午前8時にスタート。走りきることを目標に勢いよく駆け出す生徒もいれば、友人と話しながらゆっくりと歩く生徒の姿もあった...
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