上沼道の建設工事現場を見学する上越地域の市民ら=10月28日、上越市
上沼道の建設工事現場を見学する上越地域の市民ら=10月28日、上越市
上沼道の工事の進捗などを学んだ学習会=10月28日、上越市

 新潟県の上越、魚沼地域を結ぶ高規格道路「上越魚沼地域振興快速道路(上沼道)」の整備について理解を深める学習会と現場見学会が10月28日、上越市など沿線地域で開かれた。糸魚川、上越、妙高市の市民約20人が工事現場を訪れ、担当者の話に熱心に耳を傾けていた。

 上沼道は上越市と南魚沼市を結ぶ総延長約60キロ。地域間の移動時間や距離の短縮、交流人口の拡大などが期待される。国と県が主体となって工事を進め、現在は部分的に計16・5キロが開通している。

 イベントは、まちづくりや地域の活性化に取り組むNPO法人「女性みちみらい上越」(事務局・上越市)が主催した。

 学習会では県と国土交通省の担当者が「雪深い両地...

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