新潟労働局が新潟大学の学生向けに開いた寄付講義=新潟市西区五十嵐2の町
新潟労働局が新潟大学の学生向けに開いた寄付講義=新潟市西区五十嵐2の町

 新潟大学の学生が労働法制や地域経済を学ぶ新潟労働局の寄付講義が、新潟市西区の新潟大学で開講した。約240人が受講し、新潟県の雇用情勢や働く上で必要となる労働関係法令への理解を深めている。

 講義は卒業後の進路選択などに役立ててもらおうと、新潟労働局が2017年度から毎年実施している。新潟労働局のほか、日銀新潟支店や連合新潟などの職員が講師を務め、10月と11月に全15回開く。

 「若者を取り巻く雇用情勢と就職支援」をテーマにした10月17日の講義では、新潟労働局職業安定課の職員が、新潟県の大学などの新規卒業者の就職率が高い水準で推移している一方、大卒の3年以内の離職率が3割程度となっていることを...

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