
スキー場跡地に苗木を植える上野小の児童=十日町市中屋敷
豊かな里山を再生し守ろうと、新潟県十日町市の上野小学校の児童が十日町市中屋敷の二六公園で、ブナやヤマユリなどの植樹、植栽を行った。緑の少年団メンバーでもある児童は、大きく育つよう願いを込めながら1本ずつ植えていった。
参加したのは5、6年生16人。公園にはブナ林が広がるが、園内に角万寺スキー場(現在は廃止)が建設された際に、多くのブナが伐採されたという。スキー場跡地を里山によみがえらせる活動を行っている二六公園保存会(小林正夫会長)が、上野小に参加を呼びかけた。
児童らは雑木や石を取り除き、苗木を植えてスコップで丁寧に土をかぶせた。ブナのほかヤマモミジ、ヤマツツジなど約100本を植えた。6年...
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