炎が上がり、消防が消火活動に当たる火災現場=10月19日午後10時30分前、上越市本町2
炎が上がり、消防が消火活動に当たる火災現場=10月19日午後10時30分前、上越市本町2

 10月に新潟県上越市本町2で計6棟が全焼した火災で、市立小中学校14校の給食の炊飯をしていた工場が全焼し、米飯が提供できない状況が続いている。市教育委員会は、献立がご飯の日には児童生徒から米飯を持参してきてもらいつつ、代替業者探しを急いでいる。

 火災は10月19日夜にあった。全焼した工場は、市教委から小学校10校、中学校4校の計14校分の炊飯作業を受託。火災により工場の炊飯設備や保管していた米、容器も焼けてしまった。

 そのため、週末をはさんだ10月21日以降、14校の児童生徒約2500人分の米飯が提供できなくなった。市教委は保護者にメールで状況を伝え、米飯が主食のメニューの日は各自持参しても...

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