カリフラワーを丁寧に収穫する春日知代さん=柏崎市藤井
カリフラワーを丁寧に収穫する春日知代さん=柏崎市藤井

 新潟県柏崎刈羽と長岡市小国地域でカリフラワーの出荷が本格化している。今年は昼夜の寒暖差がない暖かな日が続き、例年より収穫時期が1週間ほど遅れたものの、生育は順調だという。柏崎市の畑では11月1日、生産者が真っ白なカリフラワーを一つ一つ手作業で収穫していた。

 この地域では、カリフラワーの産地化に向け、農家が2009年にJA柏崎(現・JAえちご中越)の生産部会を設立。現在7人の生産者が約1・4ヘクタールで栽培している。

 JAえちご中越によると、今年は日照量と適度な雨に恵まれ、大玉で良い形に仕上がったという。収穫は雪が降る12月中旬まで続く見込み。

 11月1日は、柏崎市藤井の田村農産の畑で早生品種...

残り258文字(全文:558文字)