
若手漁業者の発表などが行われた交流大会=新潟市中央区新光町
新潟県内の漁師らが意見交換する新潟県青壮年・女性漁業者交流大会が、新潟市中央区の新潟県自治会館で開かれた。父に憧れて漁船に乗ったという若手の発表では、水揚げした魚が全国の食卓に並ぶ点などを挙げ、「漁師は夢とロマンがある職業だ」と力を込めた。
漁業技術の共有や漁村の活性化を目的に、新潟県が企画した。67回目となる2024年の大会は10月22日にあり、約100人が参加した。
「父の背中を追いかける」と題して発表したのは、新潟漁協山北支所所属の本間恒大(こうだい)さん(21)。漁師の家系で、4代目の父・英樹さん(56)に憧れて、海洋高校(新潟県糸魚川市)を卒業後、2022年4月から父とともに海に出...
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