約８０年前に撮影された写真を展示している「大山衣料品店」＝新発田市諏訪町２
町をアルバムに見立て、店頭やショーウインドーに写真を飾る「写真の町シバタ まちの記憶２０２４」が、新潟県新発田市中心部の商店街などで開かれている。飲食店や衣料品店など、それぞれの店舗の歴史や家族の思い出をとどめた一枚が通りを彩り、訪れた人の目を楽しませている。
写真をきっかけに店と客とのコミュニケーションを促し、地域活性化につなげようと、住民有志でつくる実行委員会が主催し、１４回目。２０２４年は８５店舗が参加している。
新発田市諏訪町２の大山衣料品店では、店主・大山正さん（７７）の伯父の出征祝いの写真を展示している。新潟県旧紫雲寺村の母方の実家で、１９４３年ごろに撮影された一枚で、豪華なお膳...
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