プロジェクトチームを結成し、今後のふるさと納税について話す町職員=出雲崎町尼瀬
プロジェクトチームを結成し、今後のふるさと納税について話す町職員=出雲崎町尼瀬

 新潟県出雲崎町は、ふるさと納税の寄付額を増やそうと、若手職員によるプロジェクトチームを立ち上げ、取り組みを進めている。町の産業活性化と財源確保のため、仙海直樹町長は「寄付額を10倍にする」という目標を掲げる。返礼品の拡充に向けた事業者向け説明会の開催や、仲介サイトでの商品説明の充実などに力を入れており、2024年度は過去最高の2785万円を上回る寄付額を目指している。

 9月中旬に町中央公民館で行われた、ふるさと納税の事業者向け説明会では、町内の事業者ら約20人が参加し、出雲崎町のふるさと納税についての取り組みやメリットなどについて説明を受けた。

 仙海直樹町長も説明会に出席し、「みなさんからア...

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