
コメの価格高騰を受けた対応について意見を交わす日本料理店の店主ら=11月11日、新潟市中央区清五郎
新潟県内の日本料理店の店主らが、コメの価格高騰をテーマに意見交換する「緊急お米会議」が11月11日、新潟市中央区のいくとぴあ食花で開かれた。17人が参加し、コメ農家の現状や他店の対応を学んだ。
会議は、ともに県内の料理人らでつくる「新潟芽生(めばえ)会」と「雪ひらの会」が主催。各店がコメの価格高騰に苦慮していることを受け、初めて開かれた。
会議ではコメ卸売業の新潟ケンベイ(新潟市江南区)の担当者が、2024年夏、災害に備えた買いだめが起こったことなど価格高騰の背景を説明。今後もインバウンド(訪日客)の増加や農家の減少でコメが不足する恐れがあることや、「以前の価格にはおそらく戻らない」との予測を述べた。
参加者による意見交換では、...
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