
風味豊かな新そばを堪能する来場者たち=11月9日、妙高市長沢
新潟県妙高市長沢の「長沢茶屋」で11月9日、2024年地元で収穫したソバを味わう「新そばまつり」が開かれた。地域伝統のオヤマボクチ(ヤマゴボウ)をつなぎに使った「幻のそば」としても知られる一品に、来場者は舌鼓を打った。
長野との県境にある長沢地区では、地元住民らで運営する施設「長沢茶屋」がそばを提供している。猛暑などの影響で、今年のソバの収量はいまひとつだったが、まつりで提供する分を確保して準備したという。
会場のオープンとともに家族連れやカップルが続々と詰めかけ、満席のにぎわいとなった。参加者は手打ちのそばをすすり、食感やのど越しをじっくりと味わった。名物「スジエビ」のかき揚げや地元野菜の...
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