ダイニチ工業の担当者からエネファーム製品の説明を受ける臼井中の生徒=新潟市南区北田中
ダイニチ工業の担当者からエネファーム製品の説明を受ける臼井中の生徒=新潟市南区北田中

 地元企業の脱炭素実現に向けた取り組みを学ぼうと、新潟市南区の臼井中学校2年生約20人が、暖房機器製造のダイニチ工業(南区北田中)を見学した。ダイニチ工業の家庭用燃料電池システム「エネファーム」製品が二酸化炭素(CO2)の削減につながることを知り、脱炭素に関心を深めた。

 新潟日報社が主催し、新潟県が共催する「にいがた脱炭素プロジェクトだつたんそうしよう!」の一環。県内5中学校が地元の企業、自治体の取り組みについて学んでおり、臼井中は11月1日に見学した。

 エネファームは、都市ガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させて電気をつくり、その際に発生した熱でお湯を沸かすことができる。ダイニチ...

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