講師のアドバイスを受けながら地域金融機関の役割を考える生徒たち=上越市本城町の上教大付属中
講師のアドバイスを受けながら地域金融機関の役割を考える生徒たち=上越市本城町の上教大付属中

 新潟県上越市本城町の上越教育大付属中学校で地域金融機関について学ぶ公開授業があり、金融とITを融合させたサービス「フィンテック」など金融機関の果たす役割について、3年生34人が意見を交わした。

 上教大付属中は2024年度から2年間、県金融広報委員会の金融経済教育研究校に指定されている。3年生は地元の金融機関で職員の話を聞いたり、東京証券取引所を見学したりしてきた。

 公開授業は10月中旬にあり、上越信用金庫総合企画部の山本一実部長(53)と、第四北越銀行総合企画部広報室の菊池桂主任(31)が講師を務めた。生徒は4、5人の班に分かれ、融資や預金業務のほかキャッシュレス決済の普及、地域イベントの支...

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