
新聞紙のスリッパやビニール袋の防寒着の作り方を学んだ斐太北小の防災デー=妙高市飛田
新潟県妙高市の斐太北小は全校で防災について考える「防災デー」を開催し、地震で家具が倒れないようにする対策の必要性や、避難所で使える新聞紙のスリッパの作り方を学んだ。
斐太北小は2023年、環境教育や国際理解教育などに取り組む国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「ユネスコスクール」に登録された。10月13日の国際防災デーに合わせて下旬に防災デーを開催し、講師に中越防災安全推進機構マネージャーの赤塚雅之さんを招いた。
赤塚さんは、04年の中越地震では、家の中の家具や冷蔵庫が倒れ、負傷者が相次いだと説明。1日の3分の1を過ごす自宅寝室の安全確保が大切なことを説き、「大きな地震で家具が倒れないよう対策...
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