
協定を結んだ難波雅紀学長(左から3人目)と関口芳史市長(同4人目)。須賀由紀子教授(同2人目)は布川地区と長く交流している=十日町市役所
新潟県十日町市と実践女子大学(東京都日野市)は、お互いが持つ資源を有効活用し相互の交流・発展を図ることを目的に、包括連携協定を結んだ。
実践女子大の須賀由紀子教授のゼミは大地の芸術祭をきっかけに、十日町市松之山地域の布川地区で田植えや道普請などに参加。布川地区の農産物を日野市でも販売するなど2016年から交流を続けてきた。協定はこの交流が出発点となった。
協定は11月8日に結ばれ、内容は(1)教育・文化と人材育成(2)観光・産業振興(3)まちづくり・地域振興-などにつながる活動や研究を実施するもの。具体的な事業は両者で検討を進める。
十日町市の関口芳史市長は「交流で地域住民は元気を頂いている...
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