オーケストラと合唱団が盛大に「第九」を奏でた長岡市民音楽祭=11月17日、長岡市の市立劇場
オーケストラと合唱団が盛大に「第九」を奏でた長岡市民音楽祭=11月17日、長岡市の市立劇場

 新潟県の長岡市民によるオーケストラと合唱団が奏でる市民音楽祭が11月17日、長岡市の市立劇場大ホールで開かれた。10年ぶりにベートーベン作曲の交響曲第9番を選曲し、迫力ある演奏と熱唱を響かせた。

 音楽祭は市民による実行委員会の主催。60回の節目を迎え、演奏と合唱が一体となる「第九」を選んだ。長岡交響楽団に公募の奏者らが加わってオーケストラを編成し、合唱は全員が公募で集まった。18歳から82歳までの総勢約200人が、6月から練習を重ねてきた。

 曲の第4楽章は、4人のソリストと合唱団が「歓喜の歌」を力強く歌い上げた。オーケストラが盛大にクライマックスを奏で、観客1200人が大きな拍手を送った。

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