
カラムシの機織りを体験した新井高校生=妙高市上町
新潟県妙高市の新井高校生徒が、市勤労者研修センターで織物に使うカラムシを用いて機織り体験をした。生徒らはリズム良く織機を動かし、生地を織り上げた。
カラムシ織りの技術を伝承する「妙高からむし研究会」が若者向けに体験会を企画。新井高の選択授業で美術を学ぶ2年生6人が11月8日に参加した。
生徒たちは6月、カラムシから繊維を取り出す「苧引(おび)き」を行っており、その時の繊維を今回横糸に使った。研究会のメンバーから織り方を教わりながら、恐る恐る織機を操っていたが、次第にこつをつかみリズムが出てきた。参加した生徒(17)は「カラムシ織りは自然の色で唯一無二の作品ができ、楽しい。また参加したい」と語...
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