
佐渡市が相川診療所の今後の方針を伝えた説明会=佐渡市相川栄町
入院機能を休止する方針の新潟県佐渡市立相川診療所について、住民対象の説明会が開かれた。市の担当者が相川診療所の現状や今後の方針を説明し、住民へ理解を求めた。市側は「相川地区に医療拠点は必要。外来診療は継続していく」と話した。
相川診療所は前身の市立相川病院の機能を縮小して2022年4月、病床19床の有床診療所として発足し、現在常勤医は1人。建物は全面改築から約40年経過しており老朽化が進み、病床を維持する場合は法令により2023年6月末までに2億円以上かけてスプリンクラーを設置する必要があり、市が対応を協議していた。
あいかわ開発総合センター(相川栄町)で11月21日に開かれた説明会には住民...
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