
良寛、貞心尼の遺墨や書芸作品を鑑賞し茶を楽しんだ「手まり茶会」=長岡市島崎
良寛と弟子の貞心尼の遺墨を鑑賞し、茶を楽しむ「手まり茶会」が、新潟県長岡市和島地域の良寛の里美術館などで開かれた。良寛らを表現したアートも展示し、約300人が心穏やかなひとときを過ごした。
良寛を慕う市民らでつくる「長岡良寛の会」が、良寛の生き方や心に触れてほしいと毎年開催しており、2024年は11月15、16日に2会場で開いた。良寛の書「指月楼」の複製と、貞心尼が秋の情景を詠んだ歌を展示した。
十日町市出身の書芸家、平野壮弦さん(63)のアート作品で、絹などに墨で良寛と貞心尼をイメージして描いた4点も展示。参加者は作品や庭園の紅葉を楽しみ、ゆったりと茶を味わっていた。
長岡市上桐の男性(7...
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