
火の用心を呼びかける長岡市消防本部の職員(左)=長岡市大手通2
年末の忘年会シーズンに合わせて、新潟県長岡市消防本部などが市内中心部の飲食店を訪問し、防火態勢を確認する特別査察を実施した。火の元の管理や避難経路の確保状況を見て回った。
市消防本部の職員と長岡署の署員の計8人が11月21日夜、アオーレ長岡と殿町周辺の雑居ビル34棟に入る飲食店47店を査察。ガス機器を使用中の換気などを促すチラシを手渡し、コンロの周りに燃えやすい布を置いていないかや、避難経路の状況などを注意深く点検した。避難経路に物品を置いていた1店に口頭で指導し、改善を確認した。
チラシを受け取った居酒屋の店長(31)は「調理でフライヤーなどを使うので、常に厳しく火の元の管理をしたい」と話...
残り65文字(全文:365文字)