
コメの味や香りなどを吟味する審査員=新発田市月岡温泉
新潟県新発田市内で収穫されたコシヒカリBL米の出来栄えを競う「新発田のおいしいお米コンテスト」の最終審査会が、市内の月岡温泉で開かれた。第1次、2次審査を通過した10組の中から、菅谷地区で生産する釜田勇一さん(73)が出品したコメが最上位の金賞米に選ばれた。
市内産米の品質や生産者の意欲向上を目的に、市などが主催し10回目。市内在住の生産者が参加でき、2024年は過去最多の93組の農家や農業法人がエントリーした。第1次、2次審査は10月に行われた。
最終審査会は11月中旬にあり、市観光協会関係者や食品加工業者のほか、稲作を学ぶ高校生も審査員を務めた。外観と香り、味、食感、総合の5項目で採点し...
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