
強盗が拳銃を持って押し入った想定で行った訓練=新潟市中央区長潟
現金の扱いが増える年の瀬に向け、新潟信用金庫(新潟市中央区)は、新潟市中央区のながた支店で強盗の対応訓練を実施した。職員7人は犯人を刺激しないよう現金を渡し、非常通報ボタンを押して警察にSOSを伝える手順を確認した。
訓練は11月21日にあり、2人組の強盗が拳銃を持って押し入ったという想定で行われた。「金を出せ」と大声で脅し、拳銃を向ける強盗役に対して、職員は逆らわずに現金を用意した。
岡村潤二支店長(51)は「対応に精いっぱいで、犯人の特徴を覚えることは二の次になった。振り返りをして、有事に備える」と話した。新潟署生活安全課の藤田貴大係長(43)は「身を守る行動が第一」とした上で、車のナン...
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