女性を中心に人気を集めているマージャン教室=長岡市東坂之上町2
女性を中心に人気を集めているマージャン教室=長岡市東坂之上町2

 新潟県長岡市東坂之上町2の「麻雀(マージャン)カフェLeeBo(リーボ)」が開く初心者向けマージャン教室が、女性を中心に人気を集めている。マージャンは「ギャンブル」のイメージが強いが、店内は白と水色を基調とした明るい内装で、カフェを併設しており、アットホームな雰囲気だ。幅広い年代の女性が訪れて「ゲーム」としてルールを学び、卓を囲んでの会話も楽しんでいる。

 11月中旬、主婦ら9人の生徒がマージャン卓を囲んでいた。講師の女性店員が、基本のルールや牌(パイ)の並べ方を説明。生徒はコーヒーを口にしながら、「あがり」を目指して次の一打を考えていた。

 リーボは2月、オーナーの大橋元木(もとき)さん(50)が経営するバーの2階にオープンした。130平方メートルほどの空間に全自動式マージャン卓が3台並ぶ。長時間でも疲れないように、座り心地の良い椅子と膝掛けを用意。コーヒーや紅茶、キーマカレーなど飲食面も充実している。

 開店当初は集客に苦労したが、3月に週1回の教室を始めると、「ずっとやってみたかったが、始め方が分からなかった」という女性が多く集まった。回数を増やしていき、現在は週3日に各2回開催している。

 生徒の年齢層は20代から70代くらいまでで、9割が女性。母娘で通う人もいる。年齢を明かさず、あだ名で呼び合っており、初対面でも仲良くなれるという。教室時間外はマージャン店として営業しており、生徒同士で連絡を取り合って訪れるリピーターも多い。

 7月から教室に通っている長岡市の主婦は「女性が多いので、気を使わずにおしゃべりできる。友達が増えてうれしいし、ここに来るのが毎月の楽しみ」と...

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