日本銀行新潟支店の平形尚久支店長が講師を務めた長岡大学の講義=長岡市御山町
日本銀行新潟支店の平形尚久支店長が講師を務めた長岡大学の講義=長岡市御山町

 日本銀行新潟支店(新潟市中央区)の平形尚久支店長(48)が、新潟県長岡市御山町の長岡大学で講義し、日銀の役割などについて語った。金融政策からお札の発行まで、日本経済と国民生活を支える幅広い業務を説明し、新潟県経済の現状も解説した。

 公的機関から講師を迎えて行う授業の一環で11月下旬にあり、学生13人が受講した。

 平形支店長は日銀の役割の一つとして、物価の安定を挙げた。「物価は上がる方と下がる方、どちらがよいと思うか」と学生に問いかけ、「将来価格が上がると思えば、購買や投資が促進される。日銀は2%の物価上昇を目標に取り組んでいる」と話した。

 新潟県経済については、企業の業況は回復基調で、就職は...

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