
県佐渡金銀山世界遺産登録推進議員連盟の会合であいさつする岩村良一会長(中央奥)=12月11日、県議会
全新潟県議でつくる県佐渡金銀山世界遺産登録推進議員連盟(会長・岩村良一県議)は12月11日、県議会で会合を開いた。7月に「佐渡島(さど)の金山」が世界文化遺産に登録されて以降の取り組みについて県側が説明し、継続的な発掘調査を行うなどの方針を示した。
県世界遺産登録推進室の沢田敦室長が現状を報告した。沢田室長は「佐渡を世界遺産にするために調査してきたが、実際にはほんの一部でしか行われていない」と説明した。
世界遺産委員会からは2025年12月1日までに長期的な調査戦略の構築などを求められており、「新たな価値を掘り起こせば、新たな来訪者が佐渡を訪れるきっかけにもなる」と語った。観光客の受け入れ体...
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