
佐渡市内の農家有志が集めた米を受け取った輪島市の海女漁保存振興会の関係者=佐渡市加茂歌代
石川県輪島市で海女漁を行う女性らと新潟県佐渡市の漁業、農業関係者らの交流会が、佐渡潜水(佐渡市加茂歌代)で開かれた。地震と水害の影響で米不足が深刻な能登地域を支援しようと、佐渡市の関係者が米600キロを贈った。
12月7日に佐渡市で開かれた両地域の漁業関係者らによるシンポジウムに先だち、12月6日に開かれた。能登地域では能登半島地震と2024年9月の豪雨により、田んぼに亀裂が入ったり土砂が流れ込んだりして、農業にも影響が出た。佐渡島内の農家有志が米を集め、交流会で600キロのうちの一部を手渡した。
輪島の海女漁保存振興会の門木奈津希(かどき・なつき)会長は「海だけでなく水田もひどい状態。本当...
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