
参加者が性の多様性と学校や職場の環境について考えた講演会=佐渡市両津夷
多様化する性の在り方を理解し、誰もが過ごしやすい職場・教育現場の実現を目指す講演会が、新潟県佐渡市両津夷のあいぽーと佐渡で開かれた。市民約20人が参加し、LGBTQ(性的少数者)への理解を深めた。
市主催で、主に学校職員や事業所従事者向けに11月30日に開いた。新潟市の支援団体「LGBTQ ここラテにいがた」代表のあやかさんを講師に招き、LGBTQについて、それぞれの性の考え方を解説。その上で「人によって悩みは違う。人を見た目で判断したり、固定観念にとらわれたりしないでほしい」と語りかけた。
トイレや体育の授業を例に、学校や職場は男女で分けることが前提となっていることにも言及し「伝統は大切に...
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