障害のある人が活躍できる社会について語る上原大祐さん=新潟市江南区泉町3
障害のある人が活躍できる社会について語る上原大祐さん=新潟市江南区泉町3

 障害のある人がビジネスの分野で活躍できる社会について考える催しが新潟市江南区の区福祉センター「きらとぴあ」で開かれた。2010年バンクーバー冬季パラリンピックのアイススレッジホッケー銀メダリスト、上原大祐さん(42)が講演し、障害者の視点が足りない分野はまだ多く「課題に感じていることが、何かを変えるチャンスだ」と強調した。

 江南区が取り組む商農福連携推進事業の一環。約50人が参加した。

 11月下旬の講演で上原さんは、パラリンピックの舞台では「アイデアと工夫で障害を強みにする人が集まっていた」と説明。車椅子を使う人に似合うスーツや着物の開発などに携わった経験を踏まえ、「課題を楽しみながら、人々...

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