
新潟水俣病阿賀野患者会が作製した2025年のカレンダー
新潟水俣病阿賀野患者会(山﨑昭正会長)は、季節ごとに変化する阿賀野川の風景写真を使った2025年用カレンダーを作製した。ことしで14年目で、100部を希望者に無料で配布する。
撮影は、新潟市東区の写真家、小原王明(きみはる)さん(76)が担当。表紙には阿賀野市小浮付近で、秋晴れの空が映える川を撮影した1枚を使った。白鳥が川面から一斉に飛び立つ様子や、夕暮れ時の新潟空港と阿賀野川など、さまざまな情景を紹介している。
患者会の曽我浩会長代行(77)は「来年は新潟水俣病の公式確認60年の節目。被害者の早期救済へ向け前進するいい年になってほしい」と話した。
A3判。希望者は氏名、住所、年齢、電話番号...
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