柏崎市内の防災士が地図を使った演習の方法を指導した
柏崎市内の防災士が地図を使った演習の方法を指導した

 新潟県柏崎市栄町の柏崎工業高校で、柏崎刈羽地域で活動する「防災士チーム柏崎」の出前授業が行われた。電気技術科の「防災エンジニアコース」で学ぶ3年生13人が、地図を囲みながら災害発生時の対応を話し合う「DIG(ディグ=災害図上訓練)」を体験。市内で災害が起きるリスクや、非常時対応について知識を深めた。

 柏崎工業高の防災エンジニアコースでは、地域の防災リーダーを目指す生徒たちが、独自のカリキュラムに沿って、災害時の電源や通信確保に必要な技術を学んでいる。

 防災士チーム柏崎は10年ほど前から、DIG演習の出前授業をしている。新型コロナウイルスの影響で昨年は開催できなかったが、2024年は12月13...

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