新潟県新発田地域振興局
新潟県新発田地域振興局農村整備部の官製談合事件について、花角英世知事は１２月１７日の県議会連合委員会で「さらなる追加調査が必要かなどについて、改めて（再発防止策を検討している）有識者会議に聞きたい」との考えを示した。
- 新発田地域振興局の官製談合、県「追加調査は不要」
- 官製談合で「『相談に乗ってやってくれ』は引き継ぎではない」県知事が認識示す
- 官製談合、内部調査の開示文書は“のり弁”状態、県は情報公開に後ろ向き
- 県内部調査で談合「引き継ぎ」示唆、部長経験者が証言
- 妻に「途中でやめるかも」談合関与の元部長、露見で失職覚悟か
- 官製談合の疑いで新発田地域振興局の農村整備部長と建設業者2人を逮捕
官製談合事件では、業者に予定価格などを漏らしたとして当時の地域振興局の部長らが逮捕された。事件を受け、県は歴代農村整備部長にヒアリングするなどの内部調査を実施し、「引き継ぎはない」と組織的関与を否定してきた。一方、新潟日報社が入手した県の内部調査記録には「引き継ぎはあった」という趣旨の記載があった。
連合委では、未来にいがたの大渕健氏（新潟市西区）が「再発防止のためには定義や形...
残り355文字（全文：655文字）
