
屋根の雪下ろし中の装備品や命綱の結び方を学んだ講習会=南魚沼市浦佐
毎年多発する屋根の雪下ろしや除雪作業中の事故を防ごうと、市民向けの講習会が新潟県南魚沼市浦佐の市大和庁舎で開かれた。9人が参加し、屋根の雪下ろしで発生した事故の現状や安全対策に必要な器具、命綱の結び方などを学んだ。
県が主催し、12月14日に開かれた。県危機対策課によると、県内では昨冬、雪下ろしなどの除雪事故で36人がけがをした。そのうち17人は、屋根やはしごなどからの転落によるものだった。
魚沼基幹病院地域救命救急センターの医師が、雪下ろし中の転落事故で同病院の救急外来を訪れた患者の調査結果を報告。男性の事故が圧倒的に多く、転落が多いのは金、土、日曜だったことや、平均年齢が66・1歳だった...
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