
障害者の日常生活を語った山内俊博さん(右から1人目)と中村美香さん(同2人目)=新潟市西区五十嵐2の町
「新潟市障がいのある人もない人も共に生きるまちづくり条例」を知ってもらおうと、新潟市西区の新潟大学で、障害者らが共生について語る講義が開かれた。学生は対話を通じて障害への理解を深めていた。
条例は2016年に施行され、障害の多様性などに理解を深めるとともに、話し合いにより相互の立場を理解することを基本理念としている。講義は、若年層からの条例の認知度を高めようと市が企画した。
11月下旬に行われた講義には、学生35人が出席。にいがた自立生活センター・まいらいふ(西区)の代表で、電動車いすを利用する山内俊博さん(49)と、NPO法人地域インフラ研究会(中央区)の副理事長で、条例制定の際に委員とし...
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