
親と一緒に、パンの生地をこねる子どもたち=佐渡市両津夷
親子でパン作りをする教室が、新潟県佐渡市両津夷のあいぽーと佐渡で開かれた。7組15人が、生地をこねる作業に悪戦苦闘しながら、イタリアのパン、フォカッチャを楽しく焼き上げた。
親子で協力して作り上げる達成感を味わってもらおうと、佐渡市の両津地区公民館と両津図書館が毎年主催しており、ことしは12月中旬に行われた。市内外でパン作りを教えている中村美登里さん(62)が講師を務めた。
子どもたちは、手に張り付くベタベタの生地に困惑。中村さんから「しっかりこねると離れるよ」と励まされ、台の上で一生懸命こねていた。発酵した後のモチモチの感触を楽しみつつ、好きな大きさに切り分けた。
発酵や焼き上がりを待つ間は、図書館司書がパン関連の絵本を読み聞かせし、世界のパンクイズも出題された。

香ばしい匂いとともに、...
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