伝統工芸の製作体験などでにぎわったイベント=12月22日、新潟市中央区万代3
伝統工芸の製作体験などでにぎわったイベント=12月22日、新潟市中央区万代3

 製作体験や作り手との交流を通じて新潟県内の伝統工芸に触れるイベント「にいがた伝統のものづくりの日」が12月22日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップで開かれた。村上木彫堆朱(ついしゅ)の研ぎ体験などを通じて、参加者に工芸の魅力を伝えた。(1月11日付朝刊で特集予定)

 暮らしと伝統のものづくりをテーマにした、2024年度の「新潟日報みらい大学」の締めくくりイベントとして開かれた。

 会場では、燕市の鎚起(ついき)銅器の老舗「玉川堂」などによる製作体験や直売会、長岡市寺泊山田の曲物(まげもの)などの実演が行われ、訪れた人は製法や素材、地域のことをたずねて作り手と交流していた。

 村上木彫堆朱の体験...

残り156文字(全文:456文字)