サッカーJ1アルビレックス新潟が2025年、前身の「アルビレオ新潟FC」の誕生から数えて30年目のシーズンを迎えます。02年の日韓ワールドカップやJ1昇格で一気に盛り上がったアルビ人気。その後もサポーターは世代を超えて増え続け、スタジアムには親子連れや若い世代も目立つようになりました。そんな新世代サポーターの一人が、活動開始から10年を迎えるアイドルグループ「NGT48」の新センター大塚七海さん(24)。子どもの頃からスタジアムで声援を送り続けてきた「ななみん」に、アルビ愛を語ってもらいました♪
おおつか・ななみ 新潟市出身、2000年生まれ。ニックネームは「ななみん」。NGT48二期生として18年にデビュー。24年8月にリリースされたシングル「一瞬の花火」で初のセンターに選ばれた。アルビレックス新潟の公式YouTubeチャンネル「アルサポQ」でレポーターを務める。
Q 大塚さんがアルビファンになったきっかけは何ですか?
ななみん:4つ下の弟がいるんですけど、弟が幼稚園の頃にサッカーを始めて以来、家族みんなすっかりサッカーファンになりました。ビッグスワンでアルビの試合を初めて見たのはわたしが小学3、4年生の時でした。

ななみん:鹿島アントラーズ戦だったんですけど、スタジアムに響く歓声やチャントの熱量に圧倒されて感動して、そこからサッカーが大好きになりました。当時は小学校の通学路に立っている電柱に招待券が束でぶら下がっていたこともあったんです。速攻でゲットしました!父はユニホームとか買い始めて、家の中にアルビグッズが徐々に増えていきました♪仙台まで代表戦を見に行ったこともありました。

Q 家族みんなですっかりはまってしまったんですね!
ななみん:そうです!中学生になってからは、部活帰りに友達と試合を見に行きました。バドミントン部だったんですけど、はい、ジャージのままで(笑)

Q 当時見た試合で思い出に残っている試合はありますか?
ななみん:2021年3月27日(当時J2)のホーム東京V戦です。7ー0で勝ったんですよ!7ゴールも見られるなんて!高木善朗選手がハットトリックを決めました。圧勝ぶりが、もう忘れられない。友達から「七海の『七』と一緒だね」って言われて嬉しくなっちゃいました♪

Q ルヴァン杯の決勝はご覧になられました?
ななみん:お仕事で見に行けなかったんですよぉ(涙)自宅でテレビ観戦していた母にLINEで実況してもらいました。FW長倉幹樹選手がPKを外して涙を流している姿をテレビで見て、私もぼろぼろ泣いてしまって…。選手が喜んでいる姿も心引かれるんですけど、負けた時の悔し涙っていうのも心を動かされたというか、この選手とこのチームをもっと応援したいなって私は思いました。

Q お父さんもテレビで観戦されたんですか?
ななみん:自分だけちゃっかりチケット取って、仲間と一緒に国立競技場に見に行きました(笑)
※大塚さんが感じているサッカーとアイドル活動の意外な共通点とは?推しの選手は?2024年ベスト試合は?25年の目標は?インタビューはまだまだ続きます!ページの最後にはメッセージ動画も♪
Q 「大塚七海が選ぶ2024ベストゲーム」を教えてください!
ななみん:5月3日の第11節ホーム広島戦です!前半にDF早川史哉選手がファウルで一発退場になって厳しい展開が続いて…。後半には失点しちゃって、このまま終わりかなと思ったら、試合終了間際の追加タイムに高木選手のゴールで1ー1の同点に追い付いたんですよっ!心が震えました!すごい試合でした!

Q 推しの選手はいますか?
ななみん:FW小見洋太選手です。ルヴァン杯決勝の後半追加タイムに追いついたPK、延長後半の同点ゴール、感動しました!

Q 大塚さんにとってサッカーの魅力や楽しさはどんなところですか?
ななみん:ゴールが決まった瞬間の嬉しさとか、応援が好きで。声とか拍手とか、勝利に向かってチームもサポーターも一丸となって盛り上がれるところが私はサッカーの大好きなところです。

Q 選手たちも「サポーターの声が力になった」って言いますよね。
ななみん:NGTのメンバーに選ばれてステージに立つようになって、その言葉をとてもリアルに感じているんです。私たちアイドルもサッカー選手と同じで、ファンのみなさんからのコールとか拍手って、本当に見えない力が湧き出てくる、すごくパワーをもらえるんです。スタジアムの声援を浴びながらピッチに立っている選手たちも同じような気持ちかも。「ファンの声が背中を押してくれる」というのは私も同じように思っています。

Q 大塚さんはアルビレックス新潟の公式YouTubeチャンネル「アルサポQ」に出演され、サポーターとふれあう機会も多いと思います。
ななみん:子どもの頃から応援していたアルビのお仕事をさせていただき、自分でも驚いています。番組ではスタジアムに観戦に訪れたサポーターのみなさんにインタビューをしているんですけど、何より嬉しいのはサポーターの皆さんに突然インタビューをお願いしても、ほとんど断られたことがないんです!「アルサポ見てるよ」って逆に話しかけてくださり、本当に温かいです。
Q スタジアムの雰囲気もアットホームですよね。
ななみん:年齢層が幅広くて、若い世代の友達同士とかカップルとか、家族みんなで来てたり、上の世代の方はみんなで集まって何か宴会みたいになってたりして、楽しいですよね♪

Q かつては日韓ワールドカップやJ1昇格をきっかけにサポーターになった方が多い印象だったんですが、最近は若い方も多いですよね。
ななみん:スタジアムでインタビューしていると、家族3世代で応援に来たという方も多いんです♪おじいちゃんやお父さんが何十年もアルビが好きで、お孫さんやお子さんを「一緒に連れてきました!」って。「アルビ愛」は代々と受け継がれています!

Q 2025シーズンは新監督の下、チームが大きく変わりそうです。...