
クリスマス会で演劇を披露するイン・ノートの劇団員。右から1人目が中川大喜さん=12月25日、新潟市東区河渡本町
新潟市東区河渡本町のしょうとくこども園で12月25日、クリスマス会が開かれ、東京・下北沢を拠点に活動する劇団イン・ノートが出演した。劇団員らが元気あふれる生の演劇を披露し、園児たちは大喜び。劇団は今後、27日のこども園での一般向け公演などを予定している。公演のきっかけをつくった東区出身の劇団員、中川大喜(だいき)さん(24)は「新潟で公演できることがうれしい。演劇の面白さを伝えたい」と意気込んでいる。
イン・ノートは、2019年、明治大学で旗揚げされた。劇団は全国学生演劇祭で大賞を取るなど、実績を積んできた。劇団員は現在5人。2023年12月、新潟市中央区の県民会館で公演し、約200人が訪れた。
2023年の新潟公演の際、中川さんが卒園したしょうとくこども園でも演劇を上演。今年も企画した。
25日のクリスマス会では、イン・ノートの5人が雪だるまが夏の国を目指して冒険する物語を上演。園児は歓声を上げながら、夢中で鑑賞していた。年長の園児(6)は「音楽がたくさん鳴っていて楽しかった」と笑顔を見せた。
27日はクリスマスをテーマにした約1時間の作品を、オムニバス形式で上演する。午後6時開演。事前予約で大人1000円、高校生以下500円。当日券1200円。予約はしょうとくこども園、025(275)5929。
また、28日午後2時からは、...
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