
小千谷市役所(画像の一部を加工しています)
新潟県小千谷市は12月25日、不登校の子どものための教育を行う「学びの多様化学校(不登校特例校)」を開設する計画を発表した。市内外の中学生が対象で、小千谷市上ノ山4の市民学習センター「楽集館」内に、2026年4月の開設を目指すとしている。県内では、上越市も26年4月の設置を目指している。
多様化学校は、少人数教育で授業時数を柔軟に設定し、探究学習などの多様な学びを取り入れる。小千谷市によると、市内小中学校で23年度に30日以上欠席した不登校の子どもは86人(小学生29人、中学生57人)で、過去最多だった。
宮崎悦男市長が定例会見で説明した。市は多様化学校を、楽集館に近い小千谷中学校の分校に位...
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