
歳末警戒で上越署を出発するパトカー=上越市藤野新田
人の動きが慌ただしい年末、新潟県警上越署と妙高署は12月31日まで歳末警戒を実施し、詐欺被害防止のため金融機関やコンビニエンスストアの立ち寄りを重点的に行うほか、制服を着た警察官のパトロールを強化している。
上越署と妙高署管内の刑法犯認知件数は、2023年に比べて減少傾向にある一方、交流サイト(SNS)を通じた投資詐欺やロマンス詐欺の被害は増加した。妙高署管内ではSNS型投資詐欺で、1億円以上をだまし取られたケースもあった。
上越署では12月19日、内山嗣久署長は「市民が安心安全な年末を迎えられるよう、尽力してほしい」と署員らに訓示。妙高署は20日夜、合同パトロールの出発式があり、妙高青年会...
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