2025年シーズンに向けたJ1アルビレックス新潟の陣容が固まりつつある。J1柏への完全移籍が発表されたGK小島亨介ら、1月3日時点で13人が他クラブへ移籍するか退団が決まった一方、12人が加入、または復帰する。加入数が1桁だった近年と比較し、選手の入れ替わりが大きい状況となっている。樹森(きもり)大介監督率いる新体制が9日に始動するのを前に動向をまとめた。

 3日時点で新潟でのプレーが決まっているのは27人。主力の流出は小島のほか、FW長倉幹樹がJ1浦和へ完全移籍、センターバックのDFトーマス・デンが退団した。

 一方で、FW谷口海斗、チームの核であるダブルボランチのMF秋山裕紀MF宮本英治は契約を更新し、主力は一定程度、残せたともいえる。

 大きく変わるのはGK陣だ。小島に加え、...

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