
手本を示しながらフェンシングを指導する古俣聖選手=2024年12月27日、新潟市江南区
パリ五輪のフェンシング男子エペ団体で銀メダルを獲得した古俣聖(あきら)選手(26)=本間組・新潟市西区出身=のフェンシング講習会が2024年12月27日、新潟市江南区の亀田総合体育館で開かれた。古俣選手は高校生らに、世界の舞台で勝つために磨いてきた駆け引きや技術を伝えた。
新潟県フェンシング協会が主催し、小学生や高校生ら約40人が参加した。古俣選手は座学で「頭を使った駆け引きがフェンシングの魅力」と強調。「攻撃の最終段階だけでなく、攻撃前に駆け引きすることで相手から多くの情報を引き出せる」と解説した。
実技指導では参加者と対戦。華麗な動きを披露し、次々とポイントを奪った。古俣選手の母校から参...
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