
地域おこし協力隊退任のあいさつをする石坂優さん=出雲崎町役場
新潟県出雲崎町の地域おこし協力隊の石坂優さん(31)が、1月末で退任する。「本屋のない町に本を」をコンセプトに、古本の販売や貸し出しなどをする「蔵と書」をオープンさせ、関係人口の増加に取り組んできた。「縁もゆかりもない土地で、やりたいことを自由に挑戦させてもらった」と町に感謝している。
大阪府出身、名古屋市育ちで、2020年に協力隊に着任。蔵と書では、古本販売や貸し出しのほか、イベントなども開催し、年間約4000人が訪れる場所となった。24年12月、開店4周年を区切りに蔵と書を閉め、退任後は海外で働く予定だという。
石坂さんは...
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