
報告書のとりまとめ方針を確認した県の防災対策検討会=1月21日、県庁
能登半島地震の災害対応を踏まえた課題を有識者で検証する新潟県の「防災対策検討会」が1月21日、県庁で開かれた。座長の関谷直也東大大学院教授は、県地域防災計画を見直すための基となる報告書を早ければ次回会合でまとめる意向を示した。報告書は本年度内にも花角英世知事に提出される見通し。
会合は冒頭以外、非公開だった。終了後、関谷座長らが報道陣の取材に応じた。
関谷座長らによると、この日は、これまでの議論を振り返り、委員に追加の意見を求めた。委員からは、昨年、佐渡金山が世界文化遺産に登録されたことを踏まえた外国人観光客の避難対策の必要性や、防災の人材育成について女性活躍の場を増やすべきだといった意見が...
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